「人の気持ちが分かりすぎてしまう」
「大きな声で叱られている子がいると、自分のことでなくても胸が苦しくなって学校に行けなくなった」
「学校での生活は刺激が多すぎて、一日行くと疲れ果ててしまう」
「匂いや音、触感に敏感で、『わがまま』『こだわりが多い』と見られてしまう」
多様な学びプロジェクト1月のオンライン講座は、シリーズ累計500万部を超えている『子育てハッピーアドバイス』の著者である精神科医・明橋大二さんにご登壇いただきます。
『HSCの子育てハッピーアドバイス HSC=ひといちばい敏感な子』
明橋 大二 (著), 太田 知子 (イラスト), 1万年堂出版
今回の講座では、特に「HSC(ひといちばい敏感な子)」の子育てをテーマにお話いただきます。
どんな子供たちも生まれた時から性格の違いがあります。
「生まれつきよく気が付き、深く考えてから行動する」というHSCの特徴は、学校生活にはフィットしにくいところがあります。
<学校が苦手>の背景に、「ひといちばいの敏感さ」が多いということが、近年明らかになっています。
「よく泣く」「すぐにビックリする」「刺激に敏感」「変化が苦手」。
こういった特性を持つ子の育て方は、ほかの子の育て方と違うところがたくさんあります。
ほかの子と違うからこそ、周りにうまく説明できず、困ってしまう保護者の方も多いのではないでしょうか?
またどう対応したらいいのか分からない、フリースクールや学校関係者の方もいらっしゃいませんか?
でも、敏感なことは、けっして悪いことではないのです。
安心できる環境であれば、
環境からより多くのものを得たり、よい影響を受け取る可能性を秘めています。
観察力、感受性の高さ、共感力は生きていく上での強みになります。病気やケガが少ないというデータもあります。
講座では、HSCの基礎知識からじっくりレクチャーいただきます。質疑応答の時間もあります。
HSCの子を支える「お母さん」だけではなく、「お父さん」にもおすすめです。
また幼稚園・保育園・小学校の先生をはじめ、子どもと接する機会のある全ての方に知っていただけるとうれしいです。
「知識やスキルを身につけることで、子育てが楽しいものになってほしい」というのが明橋医師のメッセージです。
▼こんな方に向いています
・HSC(ひといちばい敏感な子)を育てているかな?と感じている保護者の方
・不登校、ホームエデュケーションの子育て中の方
・学校、フリースクール、フリースペース等の学びや遊びの場で、子どもたちと接していらっしゃる方
▼こんなことが得られます
・HSC(ひといちばい敏感な子)の子どもたちへの接し方のヒント
・不登校、登校渋りで、感覚が過敏になってる状態にある子ども達への接し方のヒント
・保護者のメンタルケアの方法
・HSCと発達障がいとの違い
◆講座開催日:2023年1月28日
※登壇者の肩書は開催当時のものです。
登壇者/モデレーター
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明橋 大二(あけはし だいじ)
精神科医
現職:真生会富山病院心療内科部長
専門:精神病理学、児童思春期精神医療
現在、児童相談所嘱託医、NPO法人子どもの権利支援センターぱれっと理事長、一般社団法人HAT共同代表。
富山県虐待防止アドバイザー、富山県いじめ問題対策連絡会議委員、南砺市政策参与。
TV出演として、「情報ライブミヤネ屋」「世界一受けたい授業」「報道ステーション」など。著書に、
『なぜ生きる』『子育てハッピーアドバイス』『忙しいパパのための子育てハッピーアドバイス』『子育てハッピーアドバイス 大好き!が伝わるほめ方・叱り方』『0~3歳のこれで安心子育てハッピーアドバイス』『3~6歳のこれで安心子育てハッピーアドバイス』『HSCの子育てハッピーアドバイス』(以上1万年堂出版)など。
子育てハッピーアドバイスは、シリーズで500万部を超えるベストセラーとなっているほか、韓国、中国、台湾、タイ、ベトナムにて、翻訳出版されている。 -
生駒 知里(いこま ちさと)
多様な学びプロジェクト代表理事
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