「暴力や暴言で悩んでいるのに、専門家から親のあなたの接し方がよくないせいですと言われる。辛い」
「フリースクールを運営している。通っている子の中で、気に入らないことがあると、かんしゃくを起こしてしまう子がいる。他の子が怖がって通えなくなることがある。どうしたらいい？」
「噛みつきなどの暴力や、バカ！などの暴言、どうやって受け止めたらいい？」
「スクール運営者。自分が対応していれば静かなのに、他の人に任せるとまた荒れてしまう」
日々の生活を共にする保護者のみなさまだけでなく、
学校、オルタナティブスクール、フリースクール、居場所、放課後デイサービスなど
子どもたちにかかわる支援者のみなさまから、
個性の強い子どもたちとのかかわりについて、
年々難しくなっていると耳にすることが増えました。
日々子どもたちに精一杯寄り添っていて、
関係性はできていると感じられるけれど、
「問題行動」そのものは減っていない……
加配職員がつかず現場が疲弊していく中で、
新しいかかわり方を試す余裕もない……
かんしゃくを起こしてしまう子に、
どうしたら失敗から本人が気づくんだろうと
支援策がないがために
ただ待っているだけになってしまっていたり……
「暴力」「暴言」をどうやって受け止めたらいいかわからず、スタッフで
対応の話はいつもしているが堂々巡り。
また「安定している子の中に一人の課題感のある子が居る時は
大丈夫なのに、課題感のある子が複数になると急に難しい」
というお声も届いています。
そんな困りごとを抱えているみなさま！
・制止されると癇癪を起す子
・落ち着きがない子
・切り替えが難しい子
・話が聴けない子
・衝動的に人のモノに触ってしまう子
このような発達のペースに特徴ががある子へのかかわりについて、
特別支援教育士スーパーバイザーであり、『子どもの心の受け止め方』の著者である川上康則先生から、
明日からすぐに活用できる知恵やスキルを教えていただきます。
本講座では、子どもの「心」の受け止め方を中心にお伝えしていきますが、
その対応は、個別支援の枠を越えて、
クラス運営とスタッフ全体のスキルアップにも役立つものとなっています。
また、保護者の方にとっても理解が深まる内容です。
川上先生は『教室マルトリートメント』（東洋館出版社）の著者でもいらっしゃいます。
先生ならではの視点で、不適切な関わりを予防する視点のお話も伺えます！
この講座を受講して
どの子にとっても安心と安全が感じられる環境作りや居場所運営の手立てを身につけましょう。
▼こんな方におすすめです
・特性のある子への関わり方を学んでみたい方
・フリースクールや居場所、学校等で、あたたかな関わりを心がけているが、壁にぶつかっている方
・新しい職員に関わり方のコツを上手に伝えたいと考えている方
・個性の強いわが子への関わり方の参考にしたい方
▼こんなことが得られます
・子どもの心の受け止め方のコツ
・誰にも我慢を強いないアサーティブな（自分も他者も尊重する）対応
・子どもと新しい視点で関わり直そうという前向きな気持ち
開催日：2025年11月30日
登壇者／モデレーター
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川上康則（かわかみ やすのり）
杉並区立済美養護学校 主任教諭。
公認心理師、臨床発達心理士、特別支援教育士スーパーバイザー。立教大学兼任講師。NHK『ストレッチマンV』「ストレッチマン・ゴールド』『ストレッチマンGO！』番組委員。特別支援学校の教員として障害のある子どもへの教育実践を積むとともに、地域の学校現場や保護者を対象とした講演、相談支援などにも携わる。著書に『教室マルトリートメント』（東洋館出版社）、『マンガでわかる はじめて特別支援学級の担任になったら』（Gakken）、『教師の流儀』（エンパワメント研究所）ほか多数。
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安藤 さち子（あんどうさちこ）
・NPO法人多様な学びプロジェクトスタッフ
・一般社団法人かのこ 代表理事
３児の母。2009年よりソーシャルワーカーからファシリテーターに転職。
2021年「松平こどもサークル・かのこ」としてフリースクールを設立。
2023年より同スクールを一般社団法人にて運営。
2024年よりNPO法人多様な学びプロジェクト伴走支援事業プログラムオフィサーとなる。
過疎地を含む山間部で多様な学びが選択できるようになることで、
移住先としても地域の魅力アップにつながるよう活動中。
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