「学び」を問いなおす―教育の本質って何だろう

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「子どもが学校に行きたがらなくなって、公教育について深く考えるようになった」
「子どもが好きで教師になったけど、子ども達と向き合う時間が取れなくて苦しい」
「フリースクールのスタッフ、ホームスクール実践者。
   感覚的に「これでいい」と感じるけど、それでいいのかな?教育の本質から考えてみたい」
「今の学校、変えていける?どうしたらよりよいものに変えていける?」
「学校外の学びの世界も知ってみたい!」

哲学者・教育学者として、より「よい」教育の構想・実践のために、
書籍やメディアで積極的な提言を続ける苫野一徳さん
によるオンライン講座です。

教育の目的は、すべての人が<自由>に生きられるために必要な力(教養=力能)を身につけること。
そのためには、公教育は<自由の相互承認の感度>を育む場であらねばならないと苫野さんは語ります。

今の公教育はそのような場になっているでしょうか?
またどうやったら<自由>に生きられるために必要な力や、
<自由の相互承認の感度>を育めるでしょうか?

教育の目的と本質を苫野さんから講義いただいた後、「学校外の学び」のひとつの実践として、
「遊びから学ぶ」生駒家の家庭やフリースペースの学びの実践を苫野さんが読み解きながら、
参加者とともに、教育の本質を改めて確認します。

学びの場は学校の中だけにある?
いえいえ、学校の外にも「学びの場」はあるのです。

教育の本質を改めて確認することで、
学校内外の教育に対しても、新たな視点でむかうことができるようになる。
それが、日本の教育現場を変えていくポジティブな流れをつくっていくきっかけの一つになるかもしれません。

▼こんな方に向いています
・現在不登校やホームエデュケーション、行きしぶりのお子さんの保護者
・フリースクール・オルタナティブスクール関係者、学校関係者の方
・社会に問題意識を持っている方


▼こんなことが得られます

・学校外の学びへの安心感や自信
・より「よい」教育の場を作るための原理という視点
・社会への問題意識を実践へと変えていくヒント
・「考えること」が社会を変えていく端緒になること

◆講座開催日:2021年7月3日

※登壇者の肩書は開催当時のものです。

登壇者/モデレーター

  • 苫野一徳(とまのいっとく)

    哲学者・教育学者。

    1980年生まれ。熊本大学教育学部准教授。博士(教育学)。 主な著書: 『NHK100分de名著ルソー「社会契約論」』『愛』『「学校」をつくり直す』『はじめての哲学的思考』『「自由」はいかに可能か』『子どもの頃から哲学者』『教育の力』『勉強するのは何のため?』『ほんとうの道徳』『どのような教育が「よい」教育か』等。

  • 生駒知里(いこまちさと)

    多様な学びプロジェクト代表

    神奈川県川崎市在住。0歳から15歳まで7児の母。

    「孤独な子に寄り添える大人になりたい」と『川崎市子ども夢パーク』のオープニングスタッフに。出産を機に退職。長男が小1の秋から学校を「辞めた」ことで焦りや不安を感じる日々を過ごし、不登校家庭の心理的・物理的ケアが少ないことを身をもって経験。「誰もがあきらめない社会」を目指し、子ども達が街を居場所・学び場に活動し「不登校」の社会のイメージを変える『多様な学びプロジェクト』を2017年より始める。上の4人はホームエデュケーション、フリースペースなど学校外の学びの場で育っている。

    全国の団体や施設と連携して、子ども達の居場所を可視化するとまり木マップを作成中。

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