「子どもがまんなか」の公教育をどうつくる? 長野県・池田町 竹内教育長と話そう

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「学校が自分らしくいられる場所だったら、子どもも行きたいと言っている」
「今の学校、変えていける? どうしたら変えていける?」
「子どもが不登校、学校との交渉、どうしたらいい?」
「子どもの居場所を運営している。行政との連携でもっと地域を暮らしやすく変えていきたい」
「コロナ禍の今だからこそ、子どもの心に添った実践を知りたい」

今回のオンライン講座では、長野県北安曇郡池田町 竹内延彦教育長をお呼びし、「地域」と「公教育」について深めていきます。

竹内さんは、フリースクールスタッフや長野県の次世代サポート課等を経て、2019年に池田町の教育長に就任。

「子どもがまんなか」の基本理念と「保・小・中15年プラン」等を掲げた教育大綱を、子ども達、保護者、地域、教職員、教育委員会とともに策定されました。

教育大綱に基づき、一人ひとりの子どもの多様な育ちに寄りそう教育が深く根づいていくよう、日々、情熱をもって奔走されています。

池田町では、たとえ子どもが学校に合わない場合も、特別視しすぎることはありません。
学校に行かないことを選んだ日は図書館で過ごすことができるなど、まち全体があたたかい眼差しで子どもを見守る、そんな仕組みと風土があります。また異年齢交流なども重視されています。

コロナで揺れる現場でも、子ども達自身の声を聞きながら行事をどう変えていくかなどを決めていく流れができつつあるということです。

カギとなったのはビジョンの共有と、大人と大人、大人と子どもとの間の信頼関係

立場の違う大人が立場を超えて、子どもが真ん中の学校や地域づくりはどうすればできるでしょうか。
竹内さんの挑戦は、学校外で育つ子どもの保護者の方には、学校とどう付き合ったらいいのかのヒントになり、
居場所運営者の方にとっては行政との連携についてヒントになると思います。
公教育を中から変えたい行政・学校関係者の方にもおすすめです。

コロナ禍で教育現場が揺れる今だからこそ、教育に関心のある全ての方に聞いてもらいたい講座です。
多くの方のご参加、お待ちしています!

▼こんな方に向いています
・現在不登校やホームエデュケーション、行きしぶりのお子さんの保護者
・フリースクール・オルタナティブスクール関係者、学校関係者の方
・社会に問題意識を持っている方

▼こんなことが得られます
・不登校の子を学校と協力しながら育てる方法
・教育行政への働きかけ方や連携のヒント
・まち全体を学びの場にしていく実践例、モデル
・自分の関わりが今のままでも大丈夫と自信がもてる

◆講座開催日:2021年9月25日
※登壇者の肩書は開催当時のものです。

登壇者/モデレーター

  • 竹内 延彦(たけうちのぶひこ)

    長野県北安曇郡池田町教育長

    1967年長野県生まれ。

    臨床心理学を学んでいた学生時代に出会ったフリースクールを原点に、企業、NPO、行政と立場を変えながら子育て支援や保育・幼児教育の充実、発達障がい・不登校・高校中退・ニートひきこもり等の支援に幅広く携わる。

    2011年からの8年間は、長野県職員として「信州型自然保育(信州やまほいく)」認定制度の創設と普及推進にも携わる。2019年1月より北安曇郡池田町の教育長として現在に至る。30年間の学校教育の外側での様々な経験を活かして「子どもがまんなか」の学校と地域づくりに挑戦中。

  • 生駒 知里(いこま ちさと)

    多様な学びプロジェクト代表理事

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