支援者向け講座『そこんとこどうなの!?実践者に聞く!小さな居場所運営の裏側』①

  • 小さな居場所の作り方
  • 団体運営のヒント

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「子どもが学校外でも学び育つことのできる場所がもっと必要!」
「これから地元で小さな居場所を立ち上げたい!」
「他の地域の小さな居場所は、どのように運営をしているの?」
「地方で居場所を作って活動を続けられるの?」

『多様な学びプロジェクト』の7月の支援者向けオンライン講座は、
◎これから小さな居場所を立ち上げたい方
◎小さな居場所の運営1年目~5年目くらいの方
を対象にした講座です。

<こんな方にぜひ受けていただきたい講座です>
◎子どもへの声かけや接し方のヒントを知りたい方 
◎探究型学習の伴走の仕方が知りたい方 
◎長く運営をつづけていくための仕組みづくりのコツを知りたい方

7月支援者向けオンライン講座の登壇者は、福井県福井市のフリースクール『福井スコーレ』代表 小野寺 玲(おのでら れい)さんです。

小野寺さんは、ご自身が中学時代に不登校を経験し、フリースクールで元気を取り戻した経験を元に学び場を立ち上げました。
安心できる居場所や、世界にあふれる面白いことや人との出会いを通して、子どもたちが元気になる姿を見守っています。

~フリースクール『福井スコーレ』の基本データ~
・設立 2018年6月
・所在 福井県福井市 
・対象 10歳~18歳
・頻度 週3回(リアル2回+オンライン1回)
・月謝 10,000円~18,000円(参加回数により異なる)
・内容 探究型学習、PBL(Project Based Learning)
・職員 職員1名、ボランティアさん4名+α 

フリースクール『福井スコーレ』の魅力の一つは、小野寺さんのアイディア溢れる探究型学習やPBL(Project Based Learning)です。

これまでに開催したおもしろプログラムの一例は・・・
〇縄文レストラン
〇ディベート大会(自分の推しキャラについて熱く語る)
〇地球外生命体を考えよう!どのような生命が存在しうるか?
〇なんでも相談室(スタッフが子どもたちに人生相談をする) 
など。

プログラムは、子どもたちからの意見やフィードバックを貰いながら、改善を重ねているそうです。

また、小野寺さんは
「うちは週2~3回の開催なので、学校の代替になるには限界があります」
「学校やその次の進路を一緒に考えて行くスタンスを大切にしています」
と語ります。

フリースクール内での支援だけでなく、積極的に地域の支援者と繋がり、学習会・ケース会議をしていたり、不登校支援や若者支援をテーマに講演会やイベントを開催している小野寺さんの活動からは、小さな居場所が子ども支援団体として地域の中で1つの役割を果たしていくための多くのヒントが得られます。

子どもたちや支援者・寄付者との関わり、HPや寄付ページの工夫、そして運営者としてのこだわりまで・・・
小さな居場所の裏側を惜しみなく小野寺さんにお話しいただきます。

どうぞお楽しみに!! 

▼7月の講座内容
(1)フリースクール『福井スコーレ』の概要 
(2)子どもたちとの関わり方 
(3)支援者・寄付者との関わり
(4)HP、寄付ページの工夫
(5)情熱の源、運営者としてのこだわり

◆講座開催日:2022年7月24日
※登壇者の肩書は開催当時のものです。

登壇者/モデレーター

  • 小野寺 玲(おのでら れい)

    ・フリースクール福井スコーレ 代表
    ・福井県ひきこもり支援専門チーム メンバー

    福井市生まれ。中学で不登校を経験。 高校は沖縄のフリースクールに行く。
    ビートルズとブリティッシュ・ロックにハマって、「 こんな欠点だらけの私は音楽を作るか、 文学で生きていくしかない」と謎の強迫観念に取り憑かれる。
    フリースクールで科学が好きになり、1つ目の大学では生命工学( 中退)、2つ目では経済学を学ぶ。
    大学ではボランティアやアルバイトをしつつ、 朝から晩まで本を読み続ける。
    20代半ばでフリースクールの立ち上げを手伝い、 不登校の子どもたちと出会う。
    その後、家庭教師などを経て、 福井スコーレを始める。地域に関係なく参加できるように、オンラインの曜日も作る。
    オープンな学習会を多数企画。たまに新聞でコラムも執筆。
    関心は科学と教育と芸術。
    雑談ができない、人の名前を覚えられないなど欠点多数。

  • 熊谷 亜希子(くまがい あきこ)

    多様な学びプロジェクト 運営スタッフ

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