「不登校の子どもが一日中動画を見て過ごしていて、昼夜逆転気味。怒ったら部屋から出てこなくなってしまった」
「ゲームができないとイライラ。ゲームをしている時だけ落ち着いている。これって、ゲーム依存?」
「ゲームをやめさせたほうがいいのか、取り上げないほうがいいのか、毎日心が揺れている」
いじめや人間関係等をきっかけに不登校状態になると、「一日中ゲームや動画」になってしまうことが少なくありません。
子どもたちは、なぜ、ゲームをやめられないのでしょう。
ゲームばかりしていたら将来どうなる? 学力、体力は? 視力は? 親の心配はつきません。
ゲームやインターネットの世界で子どもたちが何をしているのかを知ることで、不安が和らいでいくかもしれません。
多くの不登校の子どもたちとその家族と接してきた関正樹先生から、「ゲームやネットの中で子どもたちがしていること」「居場所としてのネット、ゲーム」についてじっくりお話いただきます。
▼こんな方におすすめです
・子どもが、行き渋りまたは不登校状態にある保護者の方
・フリースクール、オルタナティブスタッフの方
・ゲーム、SNS、不登校、多様な学びへの理解を深めたい方
▼こんなことが得られます
・ゲームに没頭する不登校状態、行きしぶりの子どもたちへの接し方
・ゲーム、SNSが子どもたちに与える影響
・「居場所」としてのインターネットの世界の見方
◆講座開催日:2023年10月29日
※登壇者の肩書は開催当時のものです。
登壇者/モデレーター
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関 正樹(せき まさき)
1977年生まれ。児童精神科医。
福井医科大学医学部卒業後、岐阜大学医学部付属病院、土岐市立総合病院精神科を経て、現在は大湫病院に勤務。岐阜県東濃地方の地域の児童精神科医として、発達障害や不登校の子どもの診療にあたるとともに、地域における発達障害の啓発活動や保護者の座談会などに出席し、家族支援を行っている。
著書:
『子どもたちはインターネットやゲームの世界で何をしているんだろう? 児童精神科医からみた子どもたちの「居場所」』(金子書房) -
生駒 知里(いこま ちさと)
NPO法人多様な学びプロジェクト代表
神奈川県川崎市在住。7児の母。
「孤独な子に寄り添える大人になりたい」と『川崎市子ども夢パーク』のオープニングスタッフに。出産を機に退職。長男が小1の秋から学校を「辞めた」ことで焦りや不安を感じる日々を過ごし、不登校家庭の心理的・物理的ケアが少ないことを身をもって経験。「誰もがあきらめない社会」を目指し、子ども達が街を居場所・学び場に活動し「不登校」の社会のイメージを変える『多様な学びプロジェクト』を2017年より始める。上の4人はホームエデュケーション、フリースペースなど学校外の学びの場で育っている。
全国の団体や施設と連携して、子ども達の居場所を可視化する「街のとまり木」サイトを運営中。
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