「小学校低学年から学校に合わない。教科学習はせず、好きなことを中心に過ごしているけど大丈夫?」
「小学校高学年から不登校。思春期と重なって、自分の殻に閉じこもってしまっている」
「中学校半ばから不登校。進路の話をどうやってもちかけたらよい? 待つしかないのだろうか」
「学校外で育ってきた子どもが高校生になりたいと言い出した。親ができることは?」
不登校の子を持つ保護者にとって、進路、進学についての悩みはつきません。
特に、中学3年生だと、1月は、まわりの子の進路がつぎつぎに決まっていく時期です。
うちの子は、はたして「高校進学」をすることができるのだろうか。
情報を収集しても、なかなか安心にたどりつくことはできません。
子ども自身も、新生活への不安や、勉強への苦手意識から、密かに悩み、苦しんでいることが少なくありません。
中学卒業後の進路選択、<15の春>を心穏やかに迎えることは、子どもたちが社会と再びつながる大事なステップになります。
そのための保護者の心構えや子どもへの接し方を、不登校ひきこもり相談室「こころのそえぎ」で20年の相談経験を持つ福本早穂さんから、お話いただきます。
何よりも大事なのは、子どもの心のエネルギーの回復です。
回復具合を見立てることによって、進路の選び方や声かけの仕方が見えてきます。
安心して「不登校すること」ができれば、子どもは必ず元気になります。
今は、通信制高校をはじめとして、選択肢がぐっと増えました。
子どもが元気になって、「行きたい」と思えるようになれば、高校生になることができるのです。すぐには進学せず、働く大人になっていった、多様な進路のストーリーもご紹介いただきます。
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当講座では、お話を聞きながら浮かんだ「もっと聞いてみたいこと」を、チャットを使って送っていただけます。
当日欠席の場合も、お申込みいただいた全ての方に録画動画をお届けしていますので、あとでゆっくり視聴いただくことも可能です。
▼こんな方におすすめです
・行き渋り、五月雨登校、不登校の子どもの保護者
特に、中学校2年生、3年生の子どもの保護者
・フリースクール、オルタナティブスタッフの方
・スクールカウンセラー、学校教諭など、学校で子どもと接する立場の方
▼こんなことが得られます
・心の回復段階に応じた、気を付けたいこと
・全日制高校進学だけではない多様な進路の実例
・将来への見通し、安心感
講座開催日:2024年1月27日
※登壇者の肩書は講座実施時のものです
登壇者/モデレーター
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福本 早穂
不登校ひきこもり相談室「こころのそえぎ」臨床心理士・公認心理師
我が子の不登校をきっかけに「親子支援ネットワーク♪あんだんて♪」の代表として20年間不登校支援活動に携わる。心理専門職の知見も活かしつつ、子ども若者の成長を保護者とともに見守っている。
学びリンク主催の「通信制・サポート校合同説明会」でも不登校からの進路選択についての講演を行っている。 -
松井 路代
NPO法人多様な学びプロジェクトスタッフ
2児の母。長男が小学校低学年より学校を離れる。家庭中心で育ち、現在、通信制高校1年生。
ホームエデュケーションの実践記録をとまり木オンラインサロンやコラムで発信している。
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