まちで子どもが育つ〜あそびが生まれる時/西川正

  • 小さな居場所の作り方

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「新年度、子どもは学校になじめるかな? 新学年の保護者会や担任の先生とのやりとり、頑張らなきゃと思いつつ、疲れも感じてしまう」
「自分自身も、新しい環境になじめるか不安で緊張する」
「周りに合わせられない自分が悪いのかなとモヤモヤする。合わせると疲れてしまう」
「子どもの不登校。周囲からの心無い言葉で、子育てがしんどい」
「子どもも大人も、どんどん息苦しくなっている気がする。子どもを社会で育てるって、どういうこと?」

新学年や新年度、なぜ緊張するのでしょう。どうしたら緊張が緩むでしょうか。

4月の講座では、まちづくりや子育て支援の研修等の講師やファシリテーターとして長く活動されている西川正さんにお話しいただきます。

「我が子が迷惑をかけたらどうしよう?」という空気から、
誰もが自由を感じながら生きていける暮らしはどうやったら作れるのでしょうか。
参加いただいた後は、今の緊張に理由があると気づいて、きっと心がラクになると思います。
どうしてみようかの最初の一歩が踏み出せるかもしれません。

社会全体が効率化していき、リスクを減らしていく中で、
行事の、ちょっと「面倒くさい」ことの中にあった、安心、ゆるみのある関係、心の豊かさ。

「あそび」を取り戻すにはどうしたらいいのかを、事例をもとにわかりやすくお話しいただきます。

・お父さんの(みんなの)ヤキイモタイム
・トークフォークダンス
・コロナで気づいた「あそびは不要不急のもの」だということ
・図書館に子どもが増えた理由
etc…

「子どもを育てる、育てられるという能動態で語るようになってから、子育てってしんどくなってきたように思っています。
うちの母親(いま88歳)に若い時に、子どもを(私を)を育てているという感覚があったかと聞いたら、ぜんぜんないといってました。
子どもは育つものだったと。
暮らしの中で育っていくということなのかなと思うのです」
という西川さんの言葉をきっかけに、一緒に考えてみませんか。

▼こんな方におすすめです
・新しい年度、新しい環境やコミュニティに緊張感のある方
・学校が苦手な子、不登校・登校渋りの子どもの保護者
・フリースクール、オルタナティブスタッフ、居場所運営者の方
・学校教員、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーなど子どもに関わる立場の方

▼こんなことが得られます
・新しい環境に対する不安が和らぎます
・「子育て」の悩み、不安が軽くなります
・場づくりや地域の人を巻き込むヒントが得られます

◆アーカイブ動画 4分27秒〜5分52秒のところで流している
「1歳の女の子が外に出て、雨を感じている動画」はこちらです。
著作権法上配信はかなわないのですが、合わせてご覧いただければと思います。

◆参加された方のお声

◎みんなでこどもを育てている、みんなの中でこどもが育ってくれる、を、ゆるやかにあたたかく、しみじみ感じ入ることができた。(地域おこし協力隊員)

◎子どもの話をしながら、大人に刺さるキーワードがちりばめられていて、とても良かったです。安心を感じられる場を自分も作っていくことができるようにしていきたいと思いました。(公民館職員)

◎繋がりではなく、孤立しサービス提供者になると分断と対立が起きることがよく分かった。穏やかな空間をありがとうございます。(フリースクール/オルタナティブスクールスタッフ、親の会世話人, 「とまり木」オーナー)

◆講座開催日:2025年4月26日
※登壇者の肩書は開催当時のものです。

登壇者/モデレーター

  • 西川 正(にしかわ ただし)

    NPO法人ハンズオン埼玉副代表理事。岡山県真庭市立中央図書館長。
    学童保育所、出版社、NPO 支援センター等を経て、2005 年、ハンズオン埼玉を設立「おとうさんのヤキイモタイム」キャンペーンなどコミュニティを育むさまざまなプロジェクトを提案。まちづくりや子育て支援の研修等の講師やファシリテーターとして活動。元恵泉女子学園大学特任准教授。立教大学・大妻女子大学等で非常勤講師。
    著書に『あそびの生まれる時~「お客様」時代の地域活動コーディネーション』(ころから)等。
    https://co-coco.jp/series/moyamoya-words/01nanika/

  • 生駒 知里(いこま ちさと)

    NPO法人多様な学びプロジェクト代表理事

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