「何でうちの子だけ?」「育て方を間違えたかも」
そんな思いを、ひとりで抱え込んでいませんか。
朝になるとお腹が痛くなる子どもを前に、
「今日は休ませていいのかな」
「このまま不登校になったらどうしよう」
と、不安で胸がいっぱいになる。
学校に行かなくなってからも。。
昼夜逆転、ゲームばかりの生活。
将来のことを考えると、ついイライラしてしまう自分に自己嫌悪…。
——実は、この講座の登壇者・NPO法人多様な学びプロジェクト代表理事で、
「Forbes Japan」NEXT100 の1人として選ばれた生駒も、
そんな日々を過ごしていた一人でした。
7人の子どもを育て、不登校を経験した母として。
そして「街のとまり木」「とまり木オンライン」など数々のサービスを立ち上げた当事者として。
生駒は、
「不登校そのもの」ではなく、
その中で孤立していく“親の心”こそが一番苦しい
ということを、身をもって知りました。
この講座では、
・不安でいっぱいだった頃のリアルな体験
・「学校に行くこと」を手放したときに起きた変化
・子どもが自然に動き出す
・頑張りすぎている心を休ませる具体的な方法
・一人でがんばらず、家族や団体で仲間を増やし、育てていく方法
・一人のお母さんが社会を変えるまで
を、専門用語を使わず、等身大の言葉でお話しします。
聞き役は、青木智宏さん(ベネッセこども基金)
後半のQ&Aでは、長年子ども支援に関わってきた青木智宏さんが聞き役となり、
. 不登校の子のお昼ご飯、どうしていますか?
・夫(妻)が「学校に行け」と言って、家庭内で意見が合いません。どうしたらいいですか?
・フリースクールや居場所に連れて行きたいのですが、子どもが「行きたくない」と言います。
・ボランティアや寄付が集まりません。どうやって仲間を増やしましたか?
・学校側が、不登校の子を育てる保護者とのコミュニケーションでできる工夫はありますか?
・自治体で不登校支援を始めたいと思っています。最初に何をすべきですか?
など、保護者や支援者、自治体行政の方が、今まさに困っていることにたっぷりお答えします。
この講座で大切にしていること
「孤独な子に寄り添うために、まず大人が孤立しないこと」
子どもに何かを“してあげる”前に、
親や支援者自身の心が少し緩むこと。
この時間が、
「ちゃんとしなきゃ」から少し離れて、
安心して深呼吸できる時間になれば嬉しいです。
また本講座では、不登校の子を育てる一人の母としての違和感が、
約3,000人の調査、NHKスペシャル、国会での質問、自治体施策の見直しへとつながっていった経緯についても、少しだけ触れます。
「一人の親の声」が、社会を動かす力を持つこと。
そのプロセスを通して、参加者の皆さんがご自身の経験を肯定的に捉え直す時間になればと考えています。
▼こんな方におすすめです
・行き渋り・不登校への対応に、不安や焦りを感じている保護者の方
・子どもの将来を考えると、気持ちが重くなってしまう方
・不登校をきっかけに支援活動を始めたが、疲れを感じている方
・居場所運営や子ども支援と、家庭との両立に悩んでいる方
・不登校支援にとりくむ学校関係者、自治体行政職員の方
▼こんなことが得られます
・「学校に行く/行かない」に振り回されなくなる、親の心の持ち方
・不登校・昼夜逆転の子どもへの声かけや関わり方のヒント
・頑張りすぎている自分を立て直す、セルフケアの具体的方法
・子ども支援や活動を、無理なく続けていくための考え方
・自分も何かできるかもしれないと思う気持ち
講座開催日:2025年12月20日
登壇者/モデレーター
-
生駒知里/NPO法人多様な学びプロジェクト代表理事
神奈川県川崎市在住。3歳から17歳まで六男一女、7人の子の母。
「孤独な子に寄り添える大人になりたい」と『川崎市子ども夢パーク』のオープニングスタッフに。出産を機に退職。長男が小1の秋から学校を「辞めた」ことで焦りや不安を感じる日々を過ごし、不登校家庭の心理的・物理的ケアが少ないことを身をもって経験。「誰もがあきらめない社会」を目指し、子ども達が街を居場所・学び場に活動し「不登校」の社会のイメージを変える『多様な学びプロジェクト』を2017年より始める。上の5人はホームエデュケーション、フリースペースなど学校外の学びの場で育っている。
NHKスペシャル「話そう!“学校”のみらい 不登校30万人から考える」出演。他メディア出演多数。「ForbesJapan」2024のNEXT100の1人。 -
青木智宏
公益財団ベネッセこども基金、オリジナル子育て主催
ベネッセコーポレーションにて放課後教室・学童事業を立ち上げ。全国の公立学校に関わる中で、学校とマッチしない子どもたちと多く出会う。2019年度より公益財団法人ベネッセこども基金事務局。子どもの貧困や重い病気の子、発達支援など障害を抱える子の支援に携わる。プライベートでは「オリジナル子育て」を立ち上げ、既存の学校にあわない子どもたちやその家族・支援者とともに、多様な学びの選択肢を提供する活動やイベントに取り組んでいる。イチローとCoCo壱が好き。
まだコメントはありません
コメントを投稿するには、ログインが必要です。
ログイン