お知らせ
【開催報告】『聞かせて西野さん!「学校に行かない子どもが見ている世界」』(登壇:西野博之)
2024年9月8日(土)、オンライン講座『聞かせて西野さん!「学校に行かない子どもが見ている世界」』を開催いたしました。認定NPO法人フリースペースたまりば理事長・西野博之さんにご登壇いただきました。ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
録画動画はこちらからご覧いただけます。
(最後に登壇者、モデレーター、顔出しOKなみなさまと記念撮影しました!)
西野博之さんのメッセージはいつも一貫していて『たかが「学校」、されど「学校」』とおっしゃっていますが、今回の講座でも
●学校は命を削ってまで行かなくていいところ
●けれども多くの子どもたちが学校で悩み苦しんでいる
ということを語ってくださいました!
子どもの不登校をどう考え、どう受け止めるか
そして、どのように子どもに寄り添うか
あるいは、どのように子どもを見守るか
40年以上不登校の子どもたちに関わってこられた西野さんの口から語られる言葉の一つひとつが
保護者として支援者としてとても納得でき、とても安心できるものでした!
事前に参加者から寄せられた質問や当日のチャットからの質問にも一つひとつ丁寧にとても真摯に回答してくださいました。
▶講座に参加された皆さんの声より一部を紹介します
◎西野さんのお話を聞くと、ブレそうな自分の軸が戻ります。また悩んでいるのは自分だけでは無いと言う安心感があり、こういった講座は子供だけではなく、親の居場所として安心感がありました。
今回もとてもいい機会をありがとうございました。西野さんは本で出会い、考え方やお言葉の重み、長年のご経験談から見た子供達へのまなざしにとても感銘を受けファンになりました。
少し自分の気持ちがブレそうになった時、本を読み返したり、こう言った講座で生の声を聞いてセンタリングする事が出来ています。
とても有意義な時間をありがとうございました!
◎不登校の子を抱えて不幸だ、と思わないことという最後の西野さんのお言葉が胸に刺さりました。生きていてくれることに感謝して、毎日楽しく過ごしたいです。周りにも、不登校の子を抱えて悩んでいる親がいるから、講座の参加や視聴をおすすめしたいです。(保護者, 学校教員・支援員)
◎西野さんのご本を読みました。お話もとてもよかったです。不登校、多様な学びへの理解が深まりました。
全体として、自分自身の「学校に行かなければならない」、という固定的な価値観を見直し、バージョンアップしていく必要性を感じました。勉強をすることを通じて、不安感も減ることも、そして新しく悩むこともありますが、こうした機会を設けていただくことはありがたいことです。不登校になる当事者のみならず、きょうだいの話なども少し気になっています。引き続き、この問題の当事者として勉強を重ねていきたいと思います。(保護者)
◎西野さんももちろんですが、おひとりおひとりの誠実さに出会えたことがよかったです。
周りをみていても頑張りすぎてしまっている親が多いなぁと思うし、一方で 不登校を経験しそのことによって、西野さんの話されていることが体感できるようになったいま、それが頭ではわかっていたとしても、心が追いつかない時もあるのが実情だと思うので 時々でもこういう場で再確認できたらいいなと思いました。(保護者)
◎質疑応答が充実していて、西野さんの話が感心から納得に変わりました。(保護者, 学校教員・支援員)
◎西野さんのお話だけでなく、スタッフのかたの経験談を聞けたのが良かったです。
夫婦でお話を聞きました。 講演会や相談などは母一人で行くことが多く、夫は子どもの不登校に対して理解し受け入れてはいるものの、周りの話や考えをあまり聞くことがないので、今回の講演会は良い機会になりました。
◎何千人という不登校児をみている先生からの言葉で安心をもらえました。学校に行くのが当たり前と刷り込まれている大多数の方が問題では?とさえ感じました。またお話しが聞きたいです。ありがとうございました。(保護者)
子どもは不登校累計4年目です。 元気に不登校していますが、子ども自身も家で過ごすことが暇と感じるようになり、新たに頑張りたい!と動きだしたことがまた『しんどい』といって止まってばかりいます。不登校初期の状況がよみがえり責めてしまいそうになる気持ちを堪えて接していますが、子どもにどう声掛けしてよいか夫婦で悩んでいます。 不登校期間が長くなってきたことや、来年中学生になることも不安です。
同じように悩む方が周りにいるので、教えてあげたいと思いました。(保護者)
◎不登校真っ最中の孫と接しながら、今までの固定観念を覆すために、沸き起こってくる負の感情に右往左往する日々ですが、西野先生のお話を直接聞くことが出来て、孫を信じて見守る姿勢の大切さを改めて痛感しました。
失望感、焦燥感は決して孫にはぶつけないこと、負の感情が出ても否定せず、自分の中だけで処理しようと思います。一番つらい思いをしているのは孫自身なのだから。今回の講座から得られたことは、大変大きいものでした。ありがとうございました。(祖母)
◎質疑応答が中心で、今現在、不登校の親御さんたちが共通で心配されている点が確認できたこと。色々な親御さんたちが”自分だけではないんだ”と安心できたはず。西野さんのお話は、とても基本的なことに立ち返り、子どもの気持ちが第一と気づかせてくれます。(漫画家)
◎大人のかかわりかた~意思決定支援(子どもの声を聴く、選択肢の情報収集、伝え方、意思表示の仕方等)、親も子も一人で悩まないでほしい‼️(保護者)
アンケートにご協力くださったみなさま、ありがとうございました。
▶書籍紹介
『マンガでわかる! 学校に行かない子どもが見ている世界』(西野博之、kadokawa)
▶お詫び
事前告知では多様な学びプロジェクト代表理事・生駒知里がモデレーターを務めるとお伝えしておりましたが身内の不幸のため、副代表理事・前北海および松井路代に交代いたしました。急な変更をお詫びしますとともに、ご理解をいただければ幸いに存じます。
★開催予告
10/8(火)20:00~22:00
『子どもの心の傷と依存症』(録画動画付)
登壇:精神科医 松本俊彦
詳細・申し込み・視聴はこちらから↓
https://online.tayounamanabi.com/lecture/20241008/
*「とまり木オンライン」会員は会費のみで参加できます。後日、サイト内にてアーカイブ動画視聴が可能です。
*当講座のみの単発参加も可能です。講座詳細ページよりチケットをご入手ください。