お知らせ

【録画試聴可能】『心を守る境界線「バウンダリー」』(登壇者:鴻巣麻里香)開催レポート

2024年11月23日(土)、オンライン講座『心を守る境界線「バウンダリー」』を開催いたしました。ソーシャルワーカー、非営利団体KAKECOMI代表 鴻巣麻里香さんにご登壇いただきました。ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

☆録画動画はこちらからご覧いただけます

▼今回ご登壇いただいたのは

鴻巣 麻里香(こうのす まりか)

フリーランスソーシャルワーカー。精神保健福祉士。

精神科医療機関勤務、東日本大震災被災者支援を経て、非営利団体KAKECOMIを立ち上げる。こども食堂やシェルターを運営し、スクールソーシャルワーカーとしても活動している。著書に『ソーシャルアクション!あなたが社会を変えよう!(ミネルヴァ書房)』『思春期のしんどさってなんだろう?あなたと考えたいあなたを苦しめる社会の問題(平凡社)』『わたしはわたし。あなたじゃない。10代の心を守る境界線「バウンダリー」の引き方(リトルモア)』『知っておきたい子どもの権利。わたしを守る「子どもの権利条約」事例集(平凡社)』がある。

▼講座を視聴して

私もバウンダリーという言葉は聞いたことがあったのですが、いまいちピンとこなかったものが今回すごく理解が深まりました。バウンダリー(境界線)とは何かについて学び、自分と他者との境界をどれだけ大切にしなければならないかを再認識しました。特に、逆境やトラウマがあると、無意識のうちに他者の期待や感情を過剰に受け入れてしまい、自分の意見や気持ちを言えなくなってしまうことがあると知り、非常に共感しました。自分自身の経験を振り返りつつ、親としての振る舞いについても改めて考える良い機会になりました。

また、子どもの意見をきちんと聞くことの重要性についても考えさせられました。大人が一方的に決めつけるのではなく、子どもが自分の意見を言える環境を作ることで、彼らの自信や自己肯定感を育むことができるというのは大きな気づきでした。相手の意見・空間・時間を尊重し、違いを受け入れ、境界線を守ることが大事なんだと感じました。

大人自身も相手との関係性にモヤモヤしている方、また子どもへの接し方や関係性にモヤモヤしている方、何かヒントがあるかもしれません。ぜひご視聴ください。

▼講座を参加された皆さんの声

◎私の子供時代は権利侵害を受けていたということが分かった。育てられたように子育てするのでは不十分と感じた。自分のバウンダリー、子供のバウンダリーを守れるように時間に余裕を持たせることや言葉を尽くすことを意識しながら過ごしたいと思った。(保護者)

◎お話とても面白く興味深く聴かせていただきました。鴻巣さんの子供時代のトラウマのお話を聴いて、それでもこんなに立派に回復し、経験を糧として育てるんだと、人間の希望を見ました。バウンダリー、初めて聞いた言葉でしたが、「わたしはわたし」で在れるための大事な概念だなと感じました。また、鴻巣さんの本を読みたいと思います。ありがとうございました。(保護者)

◎改めて、親として大人として子どもたちとどう接するか、ついつい流してしまっていることを、振り返ることができました。また、これからどうありたいかを考えることができました。見直さなければならない点も本当にたくさんありました。貴重な学びの時間をありがとうございます。鴻巣さんの本も読んでみようと思います。ただ、かつて子どもであった私たち大人も、境界線の引き方を学べておらず、かなり大きな課題であるなと同時に感じます。今日、これを聞いたから明日から…ということでもないなと感じます。私自身の課題や乗り越えなければならないものについて時間をかけて、たくさんの勉強を重ねることが必要であると思いました。また、これは個人的なことでもないようにも思います。私たちが社会人として多くの子どもたちの先を生きる大人としての課題でもあると思いました。(保護者, 学校教員・支援員)

◎やったら良いことよりやめたほうがいいこと、に注目したいと想います!先生が素敵でした。(フリースクール/オルタナティブスクールスタッフ、親の会世話人)

◎目に見えないバウンダリーだからこそ、学んでおくことが大切と感じられました。(医療・介護)

◎子どもの権利と、バウンダリーの考え方についてとても分かりやすく、かつ腑に落ちた。(教育行政)



☆当講座の録画動画はこちらからご覧いただけます。
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