お知らせ
【録画試聴可能!】拝見!おとなりの「子どもの居場所 ~立ち上げエピソードから運営の工夫まで~
2025年2月5日(火)、オンライン講座『拝見!おとなりの「子どもの居場所 ~立ち上げエピソードから運営の工夫まで』を開催いたしました。
今回は、子どものための居場所/フリースクールを運営している3団体のスタッフの方々に、立ち上げエピソードや、運営面・経営面での工夫ポイント、行政との連携、設立後に迷ったことなどについてお伺いしました。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
録画動画はこちらからご覧いただけます。
https://online.tayounamanabi.com/lecture_mov/20250205/

▼今回ご登壇いただいたのは
今回の講座では、設立1年目・3年目・15年目のフリースクールを運営する3団体の方々にご登壇いただきました。活動頻度も週2回から週5回まで多様で、それぞれの運営スタイルを学ぶ機会となりました。
【1団体目】北海道 NPO法人nicon 代表理事 桑原さやか
小学生の娘の不登校をきっかけに、2022年にフリースクールを設立。学校外の居場所の必要性を感じ、2023年にNPO法人化。公立小学校内でのフリースクール運営や地域食堂の開催、親子の居場所づくりに取り組んでいる。
【2団体目】岩手県 認定NPO法人 盛岡ユースセンター センター長 尾形岳彦
2010年に岩手県初のフリースクール設立に関わり、2014年から専任。2019年に認定NPO法人化し、行政との連携も進めながら運営を継続。2022年には文部科学大臣賞を受賞するなど、長年の実績を積んでいる。
【3団体目】埼玉県 フリースクールくるーず 共同代表 佐藤信一
都内のフリースクールで16年間勤務後、2024年にさいたま市岩槻区で「くるーず」を開設。自身の子どもも在籍し、少人数の子どもたちと共に、子ども主体の学びの場を創り上げている。
それぞれの立場から、運営の工夫や課題について貴重なお話を伺うことができました。

(最後に登壇者、モデレーター、顔出しOKなみなさまと記念撮影しました!)
▼講座を視聴して
それぞれの立ち上げの経緯や運営の工夫、そして直面している課題についてお話を伺いました。
北海道のniconの桑原さんは、不登校の子どもを持つ母親として、その必要性を感じフリースクールを立ち上げました。人がなかなか集まらないことへの葛藤や、それを乗り越えるための工夫についてのお話がとても印象的でした。
岩手県の盛岡ユースセンターの尾形さんは、教員として働きながらフリースクールの立ち上げに関わり、現在は専任として活動されています。15年にわたる運営の中で、理念を大切にしながらどのように組織を維持してきたのか、運営面・経営面での工夫を実例を交えながらお話ししてくださいました。長年活動している団体ならではの課題や、継続のための実践を知ることができました。
埼玉県のフリースクールくるーずの佐藤さんからは、経験があるからこその難しさや、自身の子どもも在籍するなかで、日々子どもたちと向き合う中での気づきや学びを共有してくださいました。新しく立ち上げた団体ならではの試行錯誤や、子ども主体の場づくりにおける工夫がとても参考になりました。
どの団体も共通して、子どもたちが安心して過ごせる環境を整えながら、運営面や経営面でさまざまな工夫をされていました。また、資金の確保や地域とのつながりをどう築いていくかも重要なテーマであり、それぞれの団体が試行錯誤しながら活動していることが伝わってきました。
フリースクールや居場所づくりを検討している方、すでに運営している方にとって、設立から継続までのさまざまな視点を学べる有意義な講座だったと思います。
▼講座に参加された皆さんの声より一部を紹介します
◎具体的な活動内容を伺うことができました(学校教員・支援員)
◎それぞれの団体での、フリースクール立ち上げの経緯や苦労話なども聞けて良かったです。悩みに対してどうしたらいいのかヒントが見つかりました。(フリースクール/オルタナティブスクールスタッフ)
◎いち保護者から立ち上げていく段階、また組織運営のリアルな声を聞けました。(保護者)
◎各地にフリースクールや子どもたちの居場所ができてきているのがわかった。立ち上げや現状などが知れて仲間とも共有できると思った。(居場所づくり市民団体)
◎フリースクール立ち上げに伴い、取り巻く関係などが伺えたことが良かった。(保護者, 学童クラブ職員)
◎様々な思いで立ち上げをされ、リアルな苦労したお話しなど聞けてとても分かり易かったです。(保護者)
当講座の録画動画はこちらからご覧いただけます。
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