お知らせ
【録画試聴可能!】『学校の苦手な子が幸せになる力を育むための探究学習』(登壇者:蓑手章吾)開催レポート
2025年2月22日(土)、オンライン講座『学校の苦手な子が幸せになる力を育むための探究学習』を開催いたしました。HILLOCK(ヒロック)初等中等部の初代学院長 蓑手章吾さんにご登壇いただきました。ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
☆録画動画はこちらからご覧いただけます。

▼今回ご登壇いただいたのは
蓑手章吾(みのて しょうご)
HILLOCK(ヒロック)初等中等部の初代学院長。
公立小学校で14年勤務した後、世田谷にオルタナティブスクール、ヒロック初等部を開校。
特別支援学校での経験から、インクルーシブ教育や発達の系統性、学習心理学に関心を持ち、人間発達科学で修士号を取得。
特別支援2種免許を所有。ICTを活用した教育にも高い関心と経験を持つ。
著書に『子どもが自ら学び出す!自由進度学習のはじめかた』『個別最適な学びを実現するICTの使い方』(共に学陽書房)
▼講座を視聴して
「学校は何のためにあるのか?」
蓑手さんと生駒さんの掛け合いから始まった今回の講座。
この問いに、皆さんはどう答えますか?
講座では、学校の役割や学びの本質について問い直しました。
「子どもが幸せになるため?」
そのために学校で学ぶことには、必要なものもあれば、見直すべきものもあるのではないか。
蓑手さんの原体験を交えながら、そんな視点が示されました。
また、年齢や障害の有無に関係なく、子ども一人ひとりの現在地を見つめることの大切さも語られました。
その上で、学びの最適なバランスとして、ゴルディロックスの原理※を用いた「85%の理解と15%の挑戦」の考え方が紹介されました。
簡単すぎる100点のテストよりも、85点を取れるくらいの難易度の方が、学ぶ意欲を高く保てる──そんな学習科学に基づくお話でした。
※ゴルディロックスの原理とは…
学習科学において、乳幼児が単純すぎず、かつ複雑すぎない事象に最も関心を持つ傾向を指します。
「85%の難易度を探すことは難しいかもしれない。でも、それを一緒に探しに行くのが楽しい。」
大人自身も無理をせず、子どもと共に楽しみながら学びを探究し、「人生サイコー!」と思える力を育むことの意義が伝わる時間となりました。
ぜひアーカイブをご視聴ください!
▼講座を参加された皆さんの声
◎あっという間で、チャットからも学びが多く、また録画も見直したいです。盛りだくさんでした!(保護者)
◎子どもをヒロックに通わせている保護者です。時間が合ったときや、機会があるときに、ヒロックが目指すものを再確認するためにも、ヒロックで子どもと向き合ってくれている方々の話は聞きたいと思っています。わかりやすい蓑手さん、生駒さんのお話でした!ありがとうございました!(保護者)
◎フリースクールのもつ可能性を感じたと同時に一条校の課題が具体的に認識できた。改めて教育の本質を考えるよい機会になりました。(学校教員・支援員, 教育行政)
◎色々なお話を聞く中で、学校で教員として働く中で、無意識な前提を持っていることを再確認し、もっと自由な発想があるという気づきがありました。事後の交流も良かったです!(学校教員・支援員)
◎講演の内容は、本質的なことはもちろん、実践例も知ることができて、盛りだくさんでした!交流会も、悩みの共有ができて、とても良かったです。(保護者)
◎学校に行かない、行けないこと自体を悲観する大人たちが多く、その連鎖で子どもたちまで自己否定してしまいがちな社会だと感じています。どんな子どもも日々一生懸命生きていると思います。まずは大人たちが学校にとらわれず、子どもたちの日々の成長に目を向け一緒に喜び合える幸せな社会に変わってほしいし、変えていきたいです。(保護者、フリースクール)
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☆当講座の録画動画はこちらからご覧いただけます。
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