お知らせ

【録画試聴可能!】『不登校、登校渋り、どう受け止める?保護者座談会』開催レポート

2025年3月15日(土)、オンライン講座『不登校、登校渋り、どう受けとめる? 保護者座談会』を開催いたしました。今回は、ご家庭を中心に学びを進めてこられた保護者の方3名にご登壇いただき、それぞれのご経験や想いを語っていただきました。
ご参加くださった皆さま、誠にありがとうございました。

☆録画動画はこちらからご覧いただけます


▼今回ご登壇いただいたのは

かやま のぶゆき
東京都在住。20歳(長男)、16歳(長女)の子の父親。
長男(大学2年)の中1の夏休み前からの不登校をきっかけに、不登校生活が始まる。あるきっかけで、「不登校の子供は心が怪我をしている・血を流している状態」ということに気づく。長女(高1)は小4秋から学校に行けなくなる。妻と二人三脚で8年間、不登校の親としての生活を送る。
地元で、不登校の子を持つお父さんが交流できる会を主催している。

小松 昌世(こまつ まさよ)
愛知県在住。23歳(長女)、21歳(長男)、16歳(次女)の母。
3人の子どものうち下2人が学校に行かなくなった頃、親同士が話せる場を始める。真ん中の子は中学校2年半全く行かず、卒業後就職して6年目。下の子は小学2年生から行ったり行かなかったり、さまざまな過ごし方をし、現在は高校にあたるスクールに通っている。
親の会「Sokkaの会」世話人。

福田 雪絵(ふくだ ゆきえ)
大阪府在住。16歳(高1女子)、11歳(小5男子)、9歳(小3女子)の母。
4年前、当時小1だった真ん中の男子をかわきりに、次々と子どもたちが不登校になる。このことをきっかけに教育への関心が深まり、子どもの「やってみたい!」を大切にしたホームスクールを、共に日々模索している。
「令和の不登校を学ぼう!ゆらゆら~ん」主催。


▼講座を視聴して

「子どもが学校に行かないとき、親としてどう向き合う?」

今回の講座では、かやまさん、小松昌世さん、福田由絵さんの3人が、それぞれの家庭で起きた変化や葛藤、そして見えてきた「気づき」について語ってくださいました。

「学校に行かない」という出来事をどう捉え、どう支えるのか。
答えのない問いに、親たちは何を手放し、何を選んだのか。
その過程で見えてきたのは、「子どもが動き出す瞬間」には、ある共通点があるということ。

🔹かやまさんの語り

最初は、強い不安と戸惑い。
なぜ行けないのか、どうすれば行けるのか――。
でも、ある“視点の転換”をきっかけに、子どもとの関わり方が大きく変わっていきました。

「待つこと」「任せること」「信じること」。
簡単ではないけれど、その先に見えた子どもの変化。
その姿に、親自身も少しずつ変わっていったといいます。

🔹小松昌世さんの語り

子どもによって、状況も、選んだ道もさまざま。
家で過ごす、別の学びの場を選ぶ、働くことを考える…。
大切なのは、ひとつの「正解」を押しつけることではなく、
「その子にとって意味のある時間」を一緒に見つけていく姿勢でした。

周囲との関係、学校とのやりとり、社会とのつながり――
親のまなざしが変わると、見えてくる世界も変わっていきます。

🔹福田雪絵さんの語り

兄弟姉妹それぞれに異なる反応と選択がある中で、
親が見守る姿勢をどこまで持てるか。
「待つ」「提案する」「手放す」、そして何より「期待しない」。

日々揺れる気持ちのなかで、子どもとの距離感をどう保つか。
それは、親自身が自分と向き合うプロセスでもありました。

💬講座を終えて

3人の語りを通じて浮かび上がったのは、
「不登校」は“終わり”ではなく、“始まり”だということ。学校という枠にとらわれず、その子らしい道を模索する親の姿や親子共に成長する姿や私自身も共感してみました。

📺 続きはぜひ、アーカイブ動画でご覧ください。
リアルな言葉にこそ、支えやヒントが詰まっています。
「見てよかった」と感じていただける時間になるはずです。


講座を参加された皆さんの声

◎当日の質問にもきちんとお答え頂いて、嬉しかったです。(保護者)

◎不登校のお子さんへの向き合い方、お子さんの様子、居場所を開催するに至った動機などが聞けて良かったです。同じような体験があったとしても、言葉にすると自分にはない表現がでてきたり、考察があったりするので、自分の気づきになりました。(保護者)

◎三人それぞれの方が、揺れながらお子さんに寄り添っていかれる様子がとても伝わってきました。また、皆さんお子さんの不登校を通して自分の生き方に気づき、それを感謝してるのがとおっしゃったのが素敵だなと感じました。(保護者、フリースクール)

◎いま、揺らぎの期間で親としてももやもやすることばかりでしたが、そんな時期を経て、子どもは別人と思える日が来るのだとわかりました。ゲームばかりするのもどうかと思っていましたが、ゲームがきっかけで世界が広がるし繋がる機会になるから、やりたいだけやらせて、主体性をもってゲームと関われるようになる時を待とうと思いました。(保護者、子供の居場所)

◎いろんな立場の人の話を聞くことができた。不登校をポジティブにとらえる事が出来た。(保護者)

◎子供の心と体が健康であることが大事だと改めて思えたこと。(保護者)

◎息子が三年間不登校ですが、今までなぜか聞けなかった不登校のお話、聞きたかった、福田さんのお話を聞きとても感銘、共感しました。自分一人で考えるよりもっとお話しを聞きたいと思いました。(保護者)

◎同じ悩みを抱える方の話を聞けるのはありがたかったです。(保護者)


☆当講座の録画動画はこちらからご覧いただけます。
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