居場所/フリースクール新規立ち上げ
【研修対象者】
設立1年目~3年目くらいの居場所/フリースクール運営者・スタッフ
【解決できるお悩み・ニーズ】
団体として「やるべきこと」をきちんとやれているのか不安になる。
【研修内容】
【特徴】
多様な現場の声をもとに、立ち上げ期に直面しやすい課題を解決するヒントや、安心と継続を生む仕組みづくりを身につけることができます。
【研修のゴール】
全5回のプログラム内容
まちづくりや子育て支援の専門家・西川正さんが、効率化が進む社会で失われつつある「安心」や「あそび」の価値を事例とともに語ります。
「子どもは育てるものではなく、育つもの」という視点から、親や支援者の肩の力を抜き、心が軽くなる時間に。
新しい環境に緊張している方や、不登校・登校しぶりの子の保護者、居場所づくりに関わる方におすすめです。
子育てや場づくりに生かせるヒントが得られます。
「これから子どもの居場所を立ち上げたい方」や「運営に必要な要素を整理したい方」に向けた内容です。居場所づくりに必要な8つのステップを通して、目的の明確化から実践までを体系的に学べます。
ステップは、①想いの確認(WHY)②ビジョン・ミッション③子ども観と活動目標④活動内容と場所⑤スタッフ集めと会議⑥資金調達⑦関連知識(法制度・発達特性)⑧立ち上げ期の備え、の順で進み、実践的に居場所を形にしていけます。
講師は福井県福井市のフリースクール「福井スコーレ」代表・小野寺玲さん。自身の不登校経験をもとに、探究型学習やPBLを取り入れた創造的な学び場を運営しています。講座では、子どもとの関わり方、支援者・寄付者との協働、HPや寄付ページの工夫など、継続的に居場所を運営するための実践的ヒントを紹介します。地域に根ざした居場所づくりを学べる内容です。
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講師は大阪府河南町のデモクラティック・スクールASOVIVA理事・吉元かおりさん。自身の娘の不登校経験から活動を始め、地域の人々を巻き込みながら夢を実現しました。講座では、クラウドファンディングやマンスリーサポーターなど、支援者とつながりファンを増やす仕組みづくりを紹介。寄付・発信・運営の課題を乗り越え、地域に根づく居場所を育てるヒントが満載です。
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講座テーマは「様々な子どもの居場所/フリースクールの運営を知る」。活動1年目・3年目・15年目の3団体スタッフが登壇し、立ち上げのきっかけや運営・経営の工夫、行政との連携、迷いなどを語ります。週2〜5回と異なる運営形態を比較しながら、現場のリアルな課題や工夫を共有。参加者1人の日もある立ち上げ期の悩みから、長期運営ならではの課題まで、多様な視点から学べます。これから居場所を立ち上げたい方、運営をより良くしたい支援者におすすめの講座です。
続きをよむ研修講師一覧
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西川 正(にしかわ ただし)
・NPO法人ハンズオン埼玉副代表理事
・岡山県真庭市立中央図書館長 -
前北 海(まえきた うみ)
・多様な学びプロジェクト副代表理事
・フリースクールコンサルタント -
小野寺 玲(おのでら れい)
・フリースクール福井スコーレ 代表
・福井県ひきこもり支援専門チーム メンバー -
吉元かおり(よしもと かおり)
・特例認定NPO法人ASOVIVA 理事
・デモクラティックスクールASOVIVA! 専任スタッフ -
桑原 さやか(くわはら さやか)
・NPO法人nicon代表理事
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尾形 岳彦(おがた たけひこ)
・特定非営利活動法人盛岡ユースセンター理事
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佐藤 信一(さとう しんいち)
・フリースクールくるーず(NPO法人たねの会)
共同代表・スタッフ
受講者の評価
活用実績
アーカイブ動画視聴と団体内ミーティングの掛け合わせで、価値観の共有を実現
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NPO法人盛岡ユースセンター
(フリースクール)フリースクールの運営は身近に相談できる同業者も少なく、活動に迷うこともありますが、全国の実践者や専門家の方々の講座をいつでも見れることで、課題に対する視野を広げてもらっています。また支援者向けの動画では、助成金の取り方や行政との連携に向けた講座もあり、参考になっています。フリースクール実践者の方々の声やホームスクール家庭の実践者の声や様々な立場の当事者の方の声が聴けるのもとても勉強になっています。(代表・尾形岳彦)
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NPO法人マナビダネ
(フリースクール)子どもたちどの活動は楽しく充実していますが、支援者としてのスキルアップの時間が取れないのが悩みでもありました。とまり木サロンのアーカイブ視聴は、自分の空いた時間で学ぶことができました。講師の先生方も多彩で、様々な視点からのお話が聞けることが魅力です。明日からの支援に活かせる内容ばかりでした。特に、「子どもアドボカシー入門」は今知りたいと思っていた内容だったので、とても勉強になりました。特にアドボカシーはジグソーパズルという言葉が印象的でした。(代表・土橋秀子)
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ミズタマリ
NPO法人キーデザイン
(フリースクール)フリースクールの横のつながりもまだ少ない中で、子どもたちとの関わり方や組織運営、経営といった面について、自団体のみで考えねばならないことが多くあります。現場にかける時間も多く、研修のようにスタッフがスキル向上していく機会が少ない中でこうしたアーカイブ配信という形で自由に学べる形があるのはとてもありがたく思っています。代表でも現場スタッフでもどの立場にある人にも役立つコンテンツがあり大助かりです。(代表・土橋優平)
よくある質問
- 「研修パッケージ」とは何ですか?
90本以上のオンライン講座をテーマごと・スタッフ階層ごとに組み合わせた研修動画パッケージです。
スタッフ階層は「現場スタッフ向け」「リーダー向け」「運営者向け」の3つに分かれています。- 「研修パッケージ」の活用方法を教えてください。
現場スタッフやボランティアスタッフ向けの団体内研修として活用することができます。
オンデマンドで研修パッケージの動画を事前に視聴してもらい、研修レポートを提出してもらったり、別日に感想シェア会を開催したりするなどして、研修時間を短縮しつつ質の高い講師による研修を低価格で実施することができます。
また、保護者支援のコンテンツとしても使用することができ、保護者の子ども理解促進や親子関係の改善に役立てることができます。- 「研修パッケージ」の一例を教えてください。
例えば「現場スタッフ向け」の研修パッケージの一つに「<子どもの話の聴き方、接し方>支援スキルアップ研修パッケージ」があります。
このパッケージでは、下記4つの研修動画を視聴することができます。
第1回 不登校のハッピーアドバイス(講師:明橋 大二/精神科医)
第2回 子どもアドボカシー入門(講師:川瀬信一/一般社団法人子どもの声からはじめよう代表理事/こども家庭庁参与)
第3回 学校が苦手な子の親と支援者のための「子どもの話 聴き方講座」はじめの一歩(講師:高橋ライチ/NPO法人リスニングママ・プロジェクト代表講師)
第4回 子どもの声を聞いてみよう! 不登校からの中学・高校卒業後の進路の選び方(登壇:不登校体験のある3人の子どもたち)