お知らせ

【録画視聴可能!】『小中9年間不登校から東京藝大卒・作曲家が語る「意外と大丈夫」の極意とは!?』(登壇:内田拓海)開催レポート

2025年8月24日(日)、オンライン講座「小中9年間不登校から東京藝大卒・作曲家が語る「意外と大丈夫」の極意とは!?」を開催いたしました。内田拓海さんにご登壇いただきました。ご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました。

☆録画動画はこちらからご覧いただけます。

(講座終了後、顔出しOKいただいた皆さんと集合写真を撮りました)

▼今回ご登壇いただいたのは

内田 拓海(うちだ たくみ)

1997年生まれ。神奈川県藤沢市出身。東京藝術大学大学院美術研究科グローバルアートプラクティス専攻在学中。

6歳の時に学校へ行かないことを決意し、小・中学校の9年間をホームスクーラーとして過ごす。

通信制高校に進学後、音楽経験がほぼゼロの状態からピアノと作曲の勉強を始め、2浪の末、東京藝術大学音楽学部作曲科へ進学。

自身の経験から、鑑賞者にとっての“居場所”となれるアートの探求、創作活動を行っている。

受賞歴に、令和5年度奏楽堂日本歌曲コンクール作曲部門第3位、東京藝大アートフェス2023東京藝術大学長賞(グランプリ)など。著書に「不登校クエスト(飛鳥新社刊)」。

講座を視聴して

小中9年間不登校から東京藝大卒・作曲家が語る「意外と大丈夫」の極意とは!?

登壇いただいたのは、作曲家の 内田拓海さん
小中9年間を一度も登校せずに過ごし、通信制高校・二浪を経て東京藝大に合格。現在はフリーランスとして作曲活動や映画音楽制作、クラシック演奏などを手がけています。

講座では、
「学力の遅れは取り戻せるのか?」
「家庭ではどう関わればいいのか?」
「好きなことと苦手なこと、どう向き合えばいいのか?」
──不登校をめぐる問いに、自身の歩みを通して率直に語ってくださいました。

印象的だったのは、この言葉です。
「不登校は一つの生き方。そして、やがて財産になる」。

ゲームに没頭した日々も、音楽にのめり込んだ時間も、振り返ればすべてが今につながっている。
結果よりも“今の時間をどう過ごすか”を大切にする視点は、子どもだけでなく大人にとっても大きなヒントになります。

「比較ではなく、自分のペースで歩む」こと。
「得意も苦手も、そのまま受け入れる」こと。
そして、安心できる関係性の中でこそ人は挑戦できること。

そのメッセージは、不登校に関心のある方はもちろん、「自分らしく生きたい」と願うすべての人に響きます。

「意外と大丈夫」の意味を、あなた自身の目で確かめてみてください。

ぜひアーカイブをご視聴ください!

▼講座を参加された皆さんの声

◎内田さんの言葉一つ一つが、シンプルで迷いなく、それでいて押し付けるわけでもなく、とても良かったです。

不登校は生き方の一つ、とい内田さんのスタンスが貫かれていて、「安心する」ということではなく、「不安になる必要はない」と思える気がしました。

内田さん、お若いのに、とても説得力のあるお話でした。いろいろな体験をしっかり受け止めて、自分と向き合ってきたからこそだと思いました。大切なのは「豊かな人生を歩むこと」。目的地までの道のりをいかに豊かに過ごすか、ということを大切にしたいと思います。

(保護者, フリースクール/オルタナティブスクールスタッフ、親の会世話人)

◎不登校でもこの子はきっと大丈夫。そう思っているけれど、不安になることがあります。でも、内田さんは、「大丈夫」の実例をつくってくださった方でした。お話しを聴けて本当によかったです。

子どもの不登校で悩む方の力に絶対なると思います。

失敗なく最短のルートで大人になってほしいと、我が子に思ってしまいますが、そうではないですね。紆余曲折あっていいんですよね。内田さんのお話しを聴いて安心しました。ありがとうございました。

(保護者, 心理学講師)

◎幼年期から少年期、大人へと成長していく過程で学校やフリースクールなど自分を取り巻くものに対して感じておられた事や当時を振り返って感じられたことをお話ししてくださった点が良かったです。

内田さんのお話しを聞いていると、そもそも学校に行かないことは悪い事という概念ではなく、ただ行かない選択をされただけというシンプルなもので、我が子が辿ってきた苦しさとは違い、捉え方が違うとこんなにも世界が穏やかになるのだなと感じました。もしかしたら、お話しの口調が穏やかでいらっしゃったのもあるかもしれません。

また、例え子どもの行動や状態がマイナスに感じることでも、それをあまり悲観的に捉える必要はないのかなと感じました。渦中は苦しいのですが、内田さんがおっしゃる豊かな人生を送るために経験していることと捉え方を変えてみると、どんと構えてられそうです。

社会性のお話しがありましたが、学校に行っている行っていない関係なく、実は家族という最小単位から身につけていくものなのかなと感じました。学校にこだわらず家庭でも習い事先でもフリースクールでもどこでも、身につけらる要素は転がっているのかもしれないですね。

最後に、子ども達がどのような育ち方をしても豊かな人生を送るために生きていると自分を肯定出来るような社会になる事を願っています。

(保護者)

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『不登校クエスト』はこちら

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