「きのくに子どもの村学園」直伝プロジェクト型学習実践研修パッケージ

「きのくに子どもの村学園」直伝プロジェクト型学習実践研修パッケージ

【研修対象者】

・オルタナティブスクール、フリースクールスタッフと運営者
・教育支援センター・学びの多様化学校などの公的支援施設のスタッフ
・学校教員

【解決できるお悩み・ニーズ】

プロジェクト型学習をどう進めていいか身につけたい
子どもミーティングの方法について知りたい
子どもへの対応について悩んでいる。子どもたちへの接し方や声のかけ方。もっと深めてみたい
『子どもが真ん中』の学びにつなげていく方法

【研修内容】

長年にわたって、プロジェクト型学習を実践している「きのくに子どもの村学園」直伝講座です。 プロジェクト型学習の理念や具体的な方法が学べます。

【特徴】

『とまり木オンライン for サポーターズ』では、70本以上の動画を使ったスタッフ研修で支援の質を上げ、不登校の子ども達の育ちの環境をより良くするためのお手伝いをさせていただきます。
本サービスの対象は、フリースクール、オルタナティブスクール、居場所、教育支援センターなどの責任者および現場スタッフ、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーなどです。
多数の支援スキルアップ動画/組織運営力向上のための動画を、オンデマンドで視聴することができます。
不登校の子どもたちのための支援の質を向上し、組織・個人の成長を力強く促進します。

【研修のゴール】

・『夢みる小学校』きのくに子どもの村学園が考える学力観や、子どもの見立て、声かけの手法
・子どもたちとのプロジェクト学習の手法やミーティングの開き方
・子どもたちの様子から子たちの状態を見立てる力。声のかけ方や接し方
・民主的な学びの場のつくり方
・公教育や家庭、フリースクールで「夢みる小学校」の実践の取り入れ方

全5回のプログラム内容

第1回 学力とは?今を生きる子どもたちにどんな力を育んでほしい?
内容 子どもが身につける学力は、テストで良い点をとる力でしょうか?
私は「選択力」、「自己包容力」、「見守る力」など、学校生活を通して自分で身につけていく力だと考えています。
子どもの村のオルタナティブな教育観の中で、身につけてほしいと願っている学力観はちょっと面白いはずです。
第2回 子ども観を見直そうー子どもは小さな科学者です
内容 子どもが問題に直面した時に、子どもの村で働く大人たちが、どんな声かけをしているかを具体例を紹介します。
また、子どもと向き合う時に気をつけていることなど、実際にあったことなどを紹介しながら整理してお伝えします。
感情的・知的・社会的側面から、子どもの今を受けとめ、力になろうとする大人たちの姿を紹介します。
あなたの子ども観を問い直せば、叱らない教育がうまくいくと実感していただけるはずです。
第3回 ひとりひとりがみんなと自由にー子どもの村のミーティングー
内容 子どもの村は日本一自由な学校ですが、日本一話し合いが多い学校としても知られています。
子どもたちは、日夜、自分たちで話し合い、学校生活をつくりあげていく中で民主的な態度を身につけています。
子どもにまかせて待つ教育とは、自由と放任のちがい。
学校づくりのたいせつな要素とは。
子どもの村のルールメイキングについても紹介します。
第4回 プロジェクト学習の実践
内容 きのくに子どもの村学園は「プロジェクト学習」を30年前から実践しています。
大工仕事、木工、農業、料理、劇など、衣食住をテーマに、小学校では週14時間、中学校では週11時間、興味深い実践を積み重ねています。
具体例をあげながら、そのねらいと仕組みをわかりやすく解説します。
第5回 これからの教育
内容 「きのくに子どもの村」の教育は特別で、できっこないという方に伝えたい。
きのくにの教育は、公教育にも取り入れられるし、家庭でもできると信じています。
子どもたちを急かす社会、社会に広がる学校的価値観に対する思いについてもお伝えできればと思います。

研修講師一覧

  • 加藤博

    南アルプス子どもの村中学校 校長

受講者の評価

4.6
  • 「子どもを信じて待つ」を貫こうと思いました。そのためにまずは自分がワクワクしながら生きること。そして様々な他者や本などと対話し、自分をひろげていくことを大切にしたいと思えました。加藤校長先生の柔らかい語り口調がすきです。(学校教員・支援員)

  • オルタナティブスクールのスタッフをしています。理想と実践(自分の力)のギャップを苦しく感じていました。主体性、対話力、自己肯定感、こどもたちに伝えたいものを持っていない大人だと実感しました。質問コーナーでの「すでに気がついているから大丈夫」という言葉に励まされました。こどもたちの今の姿を感じ、私も共に学んで行こうと改めて思いました。5回の講座に参加することができて良かったです。ありがとうございました

    (フリースクール/オルタナティブスクールスタッフ、親の会世話人)

  • 教育や保育の現場で民主的なプロセスを経験することは、子どもの自己肯定感を高めることにもつながるのだということが大きな学びでした。(保育士)

研修概要

時間
120分×5コマ
料金
990円〜/一人 ※お申込は5名以上から ※定額制で全ての授業動画が見放題
場所
オンライン

活用実績

アーカイブ動画視聴と団体内ミーティングの掛け合わせで、価値観の共有を実現

  • 運営の方々

    NPO法人盛岡ユースセンター
    (フリースクール)

    フリースクールの運営は身近に相談できる同業者も少なく、活動に迷うこともありますが、全国の実践者や専門家の方々の講座をいつでも見れることで、課題に対する視野を広げてもらっています。また支援者向けの動画では、助成金の取り方や行政との連携に向けた講座もあり、参考になっています。フリースクール実践者の方々の声やホームスクール家庭の実践者の声や様々な立場の当事者の方の声が聴けるのもとても勉強になっています。(代表・尾形岳彦)

  • 土橋秀子さん

    NPO法人マナビダネ
    (フリースクール)

    子どもたちどの活動は楽しく充実していますが、支援者としてのスキルアップの時間が取れないのが悩みでもありました。とまり木サロンのアーカイブ視聴は、自分の空いた時間で学ぶことができました。講師の先生方も多彩で、様々な視点からのお話が聞けることが魅力です。明日からの支援に活かせる内容ばかりでした。特に、「子どもアドボカシー入門」は今知りたいと思っていた内容だったので、とても勉強になりました。特にアドボカシーはジグソーパズルという言葉が印象的でした。(代表・土橋秀子)

  • 土橋優平さん

    ミズタマリ
    NPO法人キーデザイン
    (フリースクール)

    フリースクールの横のつながりもまだ少ない中で、子どもたちとの関わり方や組織運営、経営といった面について、自団体のみで考えねばならないことが多くあります。現場にかける時間も多く、研修のようにスタッフがスキル向上していく機会が少ない中でこうしたアーカイブ配信という形で自由に学べる形があるのはとてもありがたく思っています。代表でも現場スタッフでもどの立場にある人にも役立つコンテンツがあり大助かりです。(代表・土橋優平)

よくある質問

「研修パッケージ」とは何ですか?

90本以上のオンライン講座をテーマごと・スタッフ階層ごとに組み合わせた研修動画パッケージです。
スタッフ階層は「現場スタッフ向け」「リーダー向け」「運営者向け」の3つに分かれています。

「研修パッケージ」の一例を教えてください。

例えば「現場スタッフ向け」の研修パッケージの一つに「<子どもの話の聴き方、接し方>支援スキルアップ研修パッケージ」があります。
このパッケージでは、下記4つの研修動画を視聴することができます。
 第1回 不登校のハッピーアドバイス(講師:明橋 大二/精神科医)
 第2回 子どもアドボカシー入門(講師:川瀬信一/一般社団法人子どもの声からはじめよう代表理事/こども家庭庁参与)
 第3回 学校が苦手な子の親と支援者のための「子どもの話 聴き方講座」はじめの一歩(講師:高橋ライチ/NPO法人リスニングママ・プロジェクト代表講師)
 第4回 子どもの声を聞いてみよう! 不登校からの中学・高校卒業後の進路の選び方(登壇:不登校体験のある3人の子どもたち)

「研修パッケージ」の活用方法を教えてください。

現場スタッフやボランティアスタッフ向けの団体内研修として活用することができます。
オンデマンドで研修パッケージの動画を事前に視聴してもらい、研修レポートを提出してもらったり、別日に感想シェア会を開催したりするなどして、研修時間を短縮しつつ質の高い講師による研修を低価格で実施することができます。
また、保護者支援のコンテンツとしても使用することができ、保護者の子ども理解促進や親子関係の改善に役立てることができます。

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